『窮奇』より : 窮奇とは、
(かまいたち)日本の甲信越地方に多く伝えられる妖怪の一種。つむじ風に乗って現れ鎌のような両手の爪で、人に切り付ける。鋭い傷を受けるが、痛みはない。
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『窮奇』より : 窮奇とは、
(かまいたち)日本の甲信越地方に多く伝えられる妖怪の一種。つむじ風に乗って現れ鎌のような両手の爪で、人に切り付ける。鋭い傷を受けるが、痛みはない。
(きゅうき)中国の神話に登場する怪物の一つ。四凶の一つとされる。
以下、それぞれについて解説する。
窮奇(かまいたち、鎌鼬とも書く)は、甲信越地方に多く伝えられる魔風の怪。「構え太刀」の訛りであると考えられているが、鳥山石燕の『画図百鬼夜行』「陰」の「窮奇」に見られるように、転じてイタチの妖怪として描かれ、今日に定着している。鎌鼬、鎌風は冬の季語でもある。
『和漢三才図絵』には、イタチも魔物の一種として扱われており、群れると不吉で、夜中に火柱を起こし、それが消える所には火災が起きるとされている。また、イタチは後脚で立ち、人の顔を見つめる事があるが、この時、キツネと同じく眉毛の本数を数え人を騙すと言われる事から、イタチの妖力と「構え太刀」の語感が混同されて出来上がった語形であろうと考えられている。
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